財界研究所、第62回財界賞は経団連・榊原会長に

 

財界研究所は、2017年度の財界賞、経営者賞の授賞式典を2018年1月19日に開催した。

 

第62回財界賞の受賞者は榊原定征・日本経済団体連合会会長。授賞理由は、法人実効税率の引き下げへの貢献や、日米間の経済人交流への尽力など、創立70年の節目を迎える経団連のリーダーとしての活躍だ。榊原会長は、受賞に当たり「この5年間でGDPは60兆円増加した。企業業績、国の税収、雇用のどれを取っても、大幅に改善している。2018年、この動きを加速して、デフレ脱却、経済再生に向けて産業界としても協力したい」と話した。

 

財界賞特別賞は、金丸恭文・フューチャー会長兼社長グループCEOに授与された。授賞理由は、経済同友会副代表幹事や政府の規制改革推進会議の議長代理としての提言や、既存の産業秩序とベンチャー経営者の橋渡し役としての活動など。また、第60回経営者賞の受賞者は、矢野龍・住友林業会長、後藤高志・西武ホールディングス社長、本庄八郎・伊藤園会長、藤田晋・サイバーエージェント社長、厳浩・EPSホールディングス会長。

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