富士通 子どもの運動能力育成に「なわとびセンシングサービス」を発売

 

富士通は、なわとび運動によるリズムやバランスなどの運動能力を可視化し、子どもの運動能力育成を支援する「FUJITSU IoT Solution Social Sports Learning なわとびセンシングサービス」を12月21日に発売した。

 

このサービスは、32の小学校の8200人の児童に対し、トライアルを実施した実績がある。同サービスでは、子どもの腰に、加速度センサーとジャイロセンサーを搭載したモーションセンサーを装着し、なわを跳んでいる間の動きのデータを取得、クラウド上で分析する。実際には、児童を対象になわとび計測を行う測定授業と、測定結果のフィードバックを行う振り返り授業のセットを2回実施することになる。

 

成功・失敗の回数だけでなく、子供が意識しないリズムやバランスも同システムでは可視化できる。分析結果は、個人別のシートで本人に戻すだけでなく、富士通の専門員が学校での振り返り授業において分析結果を説明する。これにより、子どもに運動に対する関心を持たせ、継続して運動する意欲を引き出すという。

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