東京都、スポーツ試合の飲料にリユースカップの導入試験

 

東京都と地球・人間環境フォーラムは、リユースカップを導入する実証実験を実施する。2017年12月24日に味の素スタジアムで開催されるジャパンラグビー・トップリーグの試合で、再利用可能な飲み物カップを試験的に導入する。

 

スポーツの試合で観客に販売される酒類は、使い捨ての紙コップや、プラスチックカップで提供されている。持続可能な資源利用に向け、東京都は、再利用可能なカップを、スポーツイベントの場で利用することを計画している。

 

今回の試験で用いるカップのサイズは、生ビール用の650ミリリットル容器と、その他アルコール飲料用の450ミリリットル容器の2種類。カップを使う際には、預り金300円を支払う。カップを返却すれば預り金は返金されるが、記念に持ち帰る人もいると予想される。実証実験では、リユースカップの持ち帰り率や、オペレーション上の課題を把握し、システムの有効性を検証する計画だ。

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