住友林業、百戦錬磨と提携して民泊事業へ参入

 

住友林業は、百戦錬磨(仙台市)と業務提携し、民泊事業に参入する。2017年12月15日に発表した。リノベーションにより、中古マンションなどを民泊として活用する計画だ。第一弾として、2017年9月に取得した大阪市西区の賃貸マンションを「公認民泊マンション」として、2018年春ごろから稼働させる。

 

住友林業では、 宿泊・民泊市場を新たな事業領域と捉え、「民泊推進窓口」を設置。両社で収集した情報の事業化を検討し、住友林業が住宅事業を通じて蓄積した設計力・施工力を生かして、宿泊者の満足度の高い民泊を運営する計画だ。

 

百戦錬磨は、民泊プラットフォームや民泊の運営などを手掛ける企業。住友林業の民泊施設の運営は百戦錬磨が担い、新しい宿泊需要を喚起するハード・ソフトの企画を共同で行う。また、地方創生に向けた空き家の利活用や、不動産の価値向上にも取り組むという。

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