国交省 準天頂衛星を利用したバス位置把握システムの実証試験を開始

国土交通省は、準天頂衛星「みちびき」のデータを利用したバスロケーションシステムの実証実験を開始する。実証試験の場所は岡山県玉野市。期間は2017年12月15日から2018年2月28日までの間を予定している。

 

国交省は、2015年度から3年間のプロジェクトで、準天頂衛星のデータを利用した精度の高いバスロケーションシステムを開発している。プロトタイプとして、乗りたいバスやタクシーの現在位置を精度よく、スマートフォンで見られるアプリを開発した。今回の実証試験は、開発したプロトタイプを実地で用い、利便性や乗り継ぎの面での有効性を検証するためのものだ。

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