紀伊國屋書店 新たな本屋体験を提供する初のオールナイトフェス開催

紀伊國屋書店は2025年12月18日、紀伊國屋書店新宿本店を舞台に、2026年1月31日の閉店後から2月1日の早朝にかけて(20:30-6:00)、初のオールナイトフェス「KINOFES 2026」を開催すると発表した。「本屋で、夜明けだ。」をキャッチコピーに「今まで知らなかった本との出会い」や「本を愛する人との出会い」など、書店が本来持つ楽しさを体感してもらうための多彩な企画やコンテンツを提供する。

近年、オンライン化や生活スタイルの変化により、全国で書店数が減少し、「本屋で本を買う」という体験そのものが大きな転換期を迎えている。そのような中で、紀伊國屋書店は想定外の本と出会うことができるという「リアル書店にしかない価値」を改めて見つめ直し、「本が整然と並べられた、まじめで、動きがない場所」という本屋の一般的なイメージを一新できるような体験の必要性を感じてきた。そこで今回、紀伊國屋書店新宿本店を舞台に、「本屋はこうあるべき」という常識を取り払い、出会い・語り・熱狂を生む「知らなかった文化と触れられるライブ感溢れる場」として書店を再定義する、初のオールナイトフェスの開催に至った。

イベント当日は、多様なジャンルの出演者による一夜限りのライブトークやパフォーマンス、作家やタレントとめぐる本発見ツアー、ミステリーイベントなどのスペシャル企画を館内各所で多数実施。フェスに参加した客が予想外の本と出会ったり、新しい自分を発見できたりするような、今までにない本屋体験を実現する。