三井不、Jパワー 日本橋・豊洲エリアのグリーン電力化で連携

三井不動産と電源開発(Jパワー)、三井不動産TGスマートエナジー(MFTG)は、オフィスビルなどにおける「FITFIT非化石証書」へのトラッキング付与に関する個別合意に関する契約を締結。日本橋・豊洲エリアで三井不動産と東京ガスが推進する「スマートエネルギープロジェクト」において電力を供給するビルを対象に、1月より新たにグリーン電力の提供を開始した。2022年1月12日に発表した。既存ビルを含めた周辺地域に電力を供給する、特定送配電事業における電力グリーン化は国内初となる。

「スマートエネルギープロジェクト」とは、MFTGが実施する特定送配電事業。送電線、変電所、配電線などの送配電設備を維持・運用し、特定の供給地点まで電気を送り届ける事業を経済産業大臣に届出し、かつ小売供給の登録を受けている。今回の連携により、三井不動産は、国内に保有する全施設のグリーン電力化実現に向けて新たなプラットフォームを確立、テナント企業への「グリーン電力提供サービス」の対象施設を拡充していく考えだ。