ベネッセ DX推進を目的にDigital Innovation Fundを設立

ベネッセホールディングスは、DXのさらなる推進を目的に、投資ファシリティ「Benesse Digital Innovation Fund(DIF)」を設立したことを2021年11月5日に発表した。また、2021年11月からの投資ファシリティの活動開始に伴い、リカレント教育領域で高度IT人材育成ブートキャンプ提供するCode Chrysalis Japan (東京都港区)と、AI開発に強みを持つHmcomm(東京都港区)への出資を予定していることも併せて発表した。

ベネッセでは2021年春に、「Digital Innovation Partners(DIP)」という組織を社長直下に構築した。さまざまな事業・サービスにおいて、これまで以上のスピードで進化を遂げようとしているところだが、さらにベネッセのDXを加速させていくため、DIPとともにファンド機能を持つDIFの設立を決定した。

50億円の投資枠を持つDIFは、教育・生活・介護領域やDX関連ベンチャー企業への出資を行う。ベネッセの既存事業・サービスのDXのさらなる推進を行うとともに、ベンチャー企業との「新規事業の共創」を目指す考えだ。