ラクスルとセイノーHD 物流DXのジョイントベンチャーを設立

ラクスルは2022年8月8日、セイノーホールディングスと共同で、物流DXを推進するジョイントベンチャー・ハコベルを設立したと発表した。荷主とドライバーのマッチング機能などを有する物流業界のDX基盤「オープンパブリックプラットフォーム」の構築を目指し、トラックドライバー不足や多重下請け構造、物流コスト上昇やカーボンニュートラルなどの物流業界の課題解決を目指す。 

ラクスルは2015年に物流プラットフォーム「ハコベル」事業を立ち上げ、輸送マッチングサービスや、荷主企業向けの配送計画最適化・管理業務ソフトウェアを提供してきた。さらなる事業拡大と、複数サービスの相互乗り入れが可能なプラットフォームの構築を目指し、商業物流最大手のセイノーHDと協業する。

ハコベルの出資率はセイノーHD50.1%、ラクスル49.9%。ジョイントベンチャー化を契機にセイノーHDが持つ調達力を活用して、今まで実現が難しかった運送会社・ドライバー側への物流関連商材(燃料・物流資材)を中心とした調達支援を強化する。

ハコベル2208

ハコベル公式サイト

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