NOT A HOTEL シリーズCと借入で総額101億円を調達

新世代の別荘事業を展開するNOT A HOTEL(東京都中央区)は、シリーズCラウンドの第三者割当増資およびデットファイナンス(借入)により、総額約101億円の資金調達を実施した。2026年2月17日に発表した。これにより、累計調達額はエクイティ139億円・デット193億円の計332億円に達した。

調達した資金は、既存事業の成長加速と、オーナー体験をさらに深めるための集中投資に充てる方針だ。NOT A HOTELは2020年の創業以来、全国9拠点を開業した。累計契約高約650億円で、オーナー数は1100名を超える。世界的な建築家やクリエイターが設計した物件を、独自のテクノロジー基盤で管理・運営する仕組みが特徴だ。オーナーが利用しない日はホテルとして貸し出す独自のスキームにより、資産の稼働率を高めている。また近年はセカンダリーマーケットの整備や、モビリティサービス「NOT A GARAGE」など、不動産の枠を超えたライフスタイル体験へと事業領域を拡張中だ。

今回の調達はエクイティ約26億円、デット75億円の2本柱で構成される。エクイティでは、Minerva Growth Partners、セコイア、Hillhouse Investment Management / Rava Partners、三井住友信託銀行のCVCファンドであるSuMi TRUSTイノベーション2号ファンドなどが引受先として参画した。加えて、既存株主からシリーズC投資家への株式譲渡(セカンダリー取引)約20.6億円も実行され、取引総額は約46.6億円に上る。デットファイナンスには金融機関18社が参加した。