souco イオンモールと協力し、出店企業向けのバックヤード拡張プラン開始

物流スタートアップのsouco(東京都千代田区、月刊事業構想2023年4月号参照)は2024年4月17日、同社の倉庫シェアリングサービス「souco」において、イオンモールが運営するショッピングモール出店企業向けの店舗バックヤード拡張プランの提供を九州エリアで開始した。今後、提供エリアを順次拡大していく。

イオンモールが運営するショッピングモールへ出店する企業の各店舗では、季節毎や売れ行きに合わせて商品の入れ替えを行っており、それに合わせた柔軟な在庫保管が必須となっている。一方で、効果的な店舗運営のためにバックヤードスペースが十分に確保できない、在庫保管を行うための倉庫が店舗近くにないなどの課題もあった。このような課題を解決するため、soucoはイオンモールと協力し、ショッピングモール出店企業向けの店舗バックヤード拡張プランの提供を開始した。

同サービスにおいて、soucoは「souco」に登録されている全国2500拠点を超える倉庫情報から、保管先の提供を行う。イオンモール出店企業は専用サイトにアクセスし、オンラインで利用申込、契約手続きを行うことで、最短1日で倉庫の利用が可能となる。

soucoは、BtoBでの倉庫シェアリングを中心とした、物流リソースのシェアリングプラットフォームを提供する2016年設立のスタートアップ。国内最大級の倉庫ネットワークを活用した倉庫シェアリングサービス「souco」は、2024年2月時点で倉庫拠点登録数が2500超に達している。

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