パリ発フレグランススクール「サンキエムソンス」が法人研修を本格始動

パリ発のフレグランススクール「サンキエムソンス ジャポン」を運営するセントスケープ・デザインスタジオ(東京都目黒区)は2023年2月3日、フレグランスの販売・開発の現場で必要とされる知識とスキルの研修を、より多くの法人に提供していく準備が整ったと発表した。今後、日用品からラグジュアリーブランドまで、それぞれの企業に合わせてカスタマイズした法人研修を提供していく。

近年、フレグランス市場をはじめ香り関連市場がますます盛り上がりを見せるなか、香りのプロフェッショナルの育成や現場で働く人々のスキルアップも求められている。「サンキエムソンス ジャポン」の講座は、実際に本国フランスで使用されるテキストを原文に忠実に訳したものを使用し、パリの香料業界で選び抜かれた最高級の香料を用いるのが大きな特徴。メイン講師を務めるのは、サンキエムソンス ジャポン代表の小泉 祐貴子氏。現在の講座は、香りの共通言語「ファセット(香りのタイプ)」、最新フレグランスブランド分析、販売や香料開発で必要とされるスキルなど、プロフェッショナルな知識から実践的な内容まで、パフューマリー(香粧品香料全般)に関わる全てを網羅した内容になっている。 

「サンキエムソンス」は、1976年にパリで設立。フレグランスをはじめ香料や香り全般の専門知識を学べるスクールとして、初めて香りを学ぼうとする初心者から香りに携わるプロフェッショナルにまで幅広く支持されている。現在はパリの他、ニューヨークにも大きな拠点を持ち、世界十数カ国で展開をしている。「サンキエムソンス ジャポン」は、サンキエムソンスの日本で唯一のオフィシャルパートナーとして、2021年に創立した。

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半世紀近くの歴史を持つサンキエムソンス パリのエントランス