経産省、特許庁 オープンイノベーションに向けた大学向けマナーブックを発表

特許庁と経済産業省は、2024年4月14日に、「オープンイノベーション促進のためのモデル契約書(OIモデル契約書)ver.2.1(大学編)」の解説パンフレット、大学と事業会社・スタートアップが連携する際に意識すべきポイントを整理したマナーブックを取りまとめた。この解説パンフレットとマナーブックは、オープンイノベーションの場での良好なパートナーシップ構築のために活用できる。特に、大学の知財を活用したいと考える大学関係者に必要な情報をまとめた。

「OIモデル契約書ver.2.1(大学編)」の要点を初心者向けにわかりやすく解説した「OIモデル契約書ver2.1解説パンフレット」(大学編:大学・大学発ベンチャー)と「OIモデル契約書ver.2.1解説パンフレット」(大学編:大学・事業会社)の2つを作成した。2023年5月、特許庁と経産省は、従来の常識とされていた交渉の落とし所ではない新たな選択肢を提示した「OIモデル契約書」の大学編の改訂を行い、「OIモデル契約書ver.2.1(大学編)」として公表済みだ。

今回公開した解説パンフレットでは、大学と事業会社・スタートアップのオープンイノベーションを推進していく入り口で知っていくべきものをまとめている。特に、大学関係者が知っておくべき基本的な内容をインプットするための資料として作成された。該当する「OIモデル契約書ver.2.1(大学編)」本編と一緒に参照することで、さらに理解を深めることができるという。特許庁・経産省は「OIモデル契約書ver2.0解説パンフレット」(新素材編)と同(AI編)を既に公表済み。

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