TBM 日本発の環境配慮型素材を揃えたB2B向けマーケットプレイスを開設

環境配慮型素材開発などを手掛けるTBM(東京都千代田区)は2023年11月24日、日本発の環境配慮型素材を取り揃えたB2B向けマーケットプレイス「Green Sourcing Hub(グリーン・ソーシング・ハブ)」 のβ版をローンチしたと発表した。国内の低炭素素材、リサイクル素材、バイオ素材等の環境配慮型素材をラインアップしており、国内素材メーカーが取り扱う樹脂や繊維、シート等を国内外に販売する支援を行う。

「Green Sourcing Hub」のメリットとしては、サプライヤー(素材登録企業)にとっては、素材の掲載によって海外市場へリーチしやすくなる、営業工数の削減と販売促進が可能になる、顧客情報から請求書まで一元管理できるようになる、などがある。バイヤー(素材購入企業)にとってのメリットは、求める環境配慮型素材を素早く特定でき、調達時間を短縮できること、1つのプラットフォームで異なる用途の多様な環境配慮型素材を調達できることなどがあげられる。 

同社は今後の展開として、サプライヤーとバイヤーの登録者数を増やすPR活動を強化するとともに、決済機能の追加や環境配慮フィルターの強化、言語の追加等、プラットフォーム利用者の意見を聞きながら、UI/UXをアップデートしていくとしている。正式版のローンチは、2024年夏頃を予定しており、英語圏に限らず、ASEAN地域への展開も視野に入れている。

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