土木学会 土木広報大賞 2023の公募を開始 締切は来月1日

土木学会は2023年10月2日、土木広報大賞2023年の応募受付を開始した。暮らしを支えている土木の役割・意義・魅力について広報を行っている活動または作品を、11月1日まで募集している。防災・減災分野、インフラの維持管理・更新、環境保全分野における広報活動も顕彰の対象となる。

広報活動の分野ごとに応募部門が分かれており、市民向けの見学会や講演会などを対象とした「イベント部門」、CMやTV・ラジオ番組、SNSの活用などを対象とした「映像・メディア部門」、書籍・雑誌、カードやステッカーなどの広報ツールを対象とした「広報ツール・アイテム部門」など6部門がある。選考基準は、「土木広報の方向性3つのキーワード」、すなわち①くらしと土木、②「伝える」から「伝わる」へ、③知りたくなる土木、が十分に発揮されているかと、土木の教育・人材育成につながるか、地域に根付いて地道に長く続いているか、参加者の評価、産官学連携の有無など。表彰式は2024年2月26日(月)に開催予定だ。

土木広報大賞は、土木に関わる広報活動で他団体の模範となるもの、他団体への展開が期待されるものなどを取り上げ顕彰するもので、選考委員長は事業構想大学院大学学長の田中里沙氏。過去には2018年度、2019年度、2021年度に開催してきた。2021年度は、「防災・教訓伝承 先人の知恵や工夫に学ぶ『四国防災八十八話マップ』」が最優秀賞を受賞している(関連記事)。

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土木広報大賞2023

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