ジェトロとJNTO、JFOODO連携 貿易・観光・食品でタッグ
日本貿易振興機構(ジェトロ)と日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)、日本政府観光局(JNTO)の三者が、2022年12月14日に「日本の農林水産物・食品の輸出とインバウンド観光の促進に向けた相互連携に関する覚書」を締結した。農林水産物・食品の輸出とインバウンド観光の相乗的な拡大を目指していく。
覚書に基づき、相互の事業機会や知的資産を有機的に連携させた協力を行う。具体的には、外国人向け観光情報を発信しているJNTOのSNSを通じて、ジェトロの特設ECサイトを紹介するなど、デジタルマーケティングで連携していく。海外で開催される日本食・食文化、観光イベントにおいて、それぞれの動画放映、日本食の提供などのPR活動でも協力し、海外現地事務所間で情報を共有する。
ジェトロは、重点業務の1つが農林水産物・食品の輸出拡大で、これまでも海外販路拡大支援に取り組んできた。JFOODOは日本産の農林水産物・食品の海外消費者向けプロモーションのほか、2022年度からは日本の食文化も発信している。JNTOは、インバウンド観光の促進に向けたマーケティングのほか、セミナーやコンサルティングを通じて、地域の海外観光客対応の取組支援を手掛けている。