JR北海道 廃線跡地活用プログラムでドローンフィールドが開業

JR北海道とmmガード(東京都中央区)は、「JR 北海道 廃線跡地活用イノベーションプログラム」の事業開始第1号として、ドローン操縦資格取得のための訓練施設と、点検用ドローンのためのAIの開発を開始する。2023年10月31日に発表した。場所は、旧日高線廃線跡地の新冠・判官館エリア、約1.16kmの区間だ。

JR北海道では、2019年に鉄道事業を廃止した石勝線(新夕張〜夕張間)、2021年に鉄道事業を廃止した日高線(鵡川〜様似間)の廃線跡地を活用するアイデア・技術を取り入れるためのオープンイノベーションプログラムを2022年に開始、協業の提案を募り、2023年4月にパートナーとなる事業者を決定していた。

mmガードはIoT製品の販売やソフトウェア開発などを手掛ける企業で、ドローンスクールの運営や点検用ドローン向けAI開発も進めている。廃線跡地での事業は11月に開始する予定だ。ドローン操縦資格取得のための訓練スクールの運営、ドローン物流の実現に向けた長距離飛行訓練場の運営、そして各種点検用ドローンのAI「Drone View」の開発をこの場所で実施する。

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