JR東とシンガポール国立大、スタートアップ育成で連携協定
東日本旅客鉄道(JR東日本)は2023年9月20日、シンガポール国立大学(NUS)と、東南アジア地域におけるスタートアップエコシステムの構築に向けた連携協力の覚書を締結したと発表した。スタートアップ企業の海外進出や、更なる国際交流機会の創出を目指す。
連携の第一弾として、2024年度末に街開きをする「TAKANAWA GATEWAY CITY」に、イノベーションと起業の拠点を整備する。この拠点では、NUSの起業支援部門であるNUS Enterpriseが運営するシンガポール国内最大のインキュベーション施設「BLOCK71」が世界各国に有する拠点と連携。JR東日本の多様な実証実験フィールド、NUSのグローバルネットワークといった両者の強みを活かし、相互にスタートアップ企業の海外進出を支援する。
今後は、起業家教育の分野でもNUSとの連携を深め、起業家教育プログラム「NUS Overseas Colleges」の展開も予定する。同プログラムはイノベーティブなスタートアップ企業での就業体験や、提携大学のアントレプレナーコースに参加することができるという。
連携協定式の模様
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