ウインナー、新フレーバーで夕食・家飲み需要を開拓 原料高騰対策にも
(※本記事は「食品新聞」に2025年3月14日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

ハム各社の主力商品で「シャウエッセン」などのウインナーソーセージのフレーバー商品の拡充が進んでいる。
特に今春は、畜肉各社が開発を強化し、チーズ、レモン&パセリ、唐辛子、紅ショウガ、赤しそのゆかりなど、幅広い味がラインアップされ、売場が盛り上がりそうだ。背景には、価格改定によるウインナー等畜肉加工品の販売数量減があり、「買い控えに危機感」(大手メーカー)が製販各社共通認識としてある。
ウインナーは、スーパーのハム・ソーセージ売場の売上の約4割を占める人気カテゴリー。調理が簡単で美味しいことから幅広い年齢層から支持を得て、各POSデータの食品全体でも売上高上位に入る商品が多い。販売ボリュームは大きく固定客に支えられているが、新たな客層開拓が業界の課題だった。
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