クラウドファクタリングのOLTA 25.3億円を資金調達
OLTA(東京都港区)は、2023年6月23日、シリーズBラウンドと融資により総額約25.3億円の資金調達を実施したと発表した。調達先はベンチャーキャピタル、金融機関、大手事業会社や地域ファンドなど19社。同社の累計調達額は約57.1億円となる。
調達した資金は、まずはクラウド請求書プラットフォームINVOYの開発に充てる考えだ。INVOYでは登録ユーザーが10万を超え、フリーランサーなどの小規模事業者に支持される請求書プロダクトになった。受取った請求書をOCRで読み取りデータ化する機能や、カード決済を促進する機能などの機能追加を実施する。
この他、財務基盤の強化や採用の強化も実施していく。OLTAはクラウドファクタリングを主要事業とするフィンテックのスタートアップ。ファクタリングは、企業が商取引で発生した「入金待ちの請求書」を売却して早期に運転資金を調達する手法で、OLTAではこれを自身で運営するだけでなく、全国28の地域金融機関にシステムをOEMで提供している。