事業構想大、小田原箱根商工会議所と連携協定を締結 10月から1年間、プロジェクト研究を開催

事業構想大学院大学は4月10日、小田原箱根商工会議所と連携協定を締結した。

10月から来年9月にかけて、小田原市および箱根町の有志約10名を対象に、全24回の新事業創出人材育成プログラム「小田原箱根事業構想プロジェクト研究」を開催する。講師は事業構想大の河村昌美教授が務める。

受講生(研究員)は、業種を異にする他の受講生や講師と対話を重ねながら、自社の経営資源を見つめ直し、1年かけて新事業案を作成。このプロセスを通じ、新事業により地域を持続的に活性化することのできる人材を育成する。

事業構想大にとって、商工会議所との連携協定締結およびプロジェクト研究開催は初となる。

事業構想大の小端進専務理事は「地域の商工業を支える方々が自社の未来を主体的に構想し、新たな価値を社会に実装していくのを、本プロジェクトを通じて支えたい」と話した。

また小田原箱根商工会議所の鈴木悌介会頭は、同会議所の約3,200の会員企業のおよそ8割が中小企業であることを踏まえ、「中小企業のビジネス環境がますます複雑化する中、自社の課題を踏まえて事業を創出する力をもつ人材が必要となっている。各企業の次代を担う熱意ある方々の参加を期待する」と語った。

現在、受講生を募集中。詳細は以下より。
https://www.mpd.ac.jp/events/odawarahakonepj

a【公式写真】小田原箱根商工会議所・事業構想大学院大学連携協定締結式締結式の様子。左より、小端進・事業構想大専務理事、鈴木悌介・小田原箱根商工会議所会頭