Japan Branding Awards2022 味の素、丸亀製麺ほか受賞ブランドを発表

インターブランドジャパン(東京都渋谷区)は、2022年12月13日、「Japan Branding Awards 2022」受賞ブランドを発表し、表彰式を実施した。

今回の受賞者は3区分10社(下表参照)。受賞ブランドの中で総合的に、特に優れた取り組みに贈られるBest of the Bestは、味の素と丸亀製麺が獲得した。味の素代表取締役社長の藤江太郎氏は「中国に赴任した際に、ブランドのありがたさを身をもって感じたこともあり、今回の受賞は本当にうれしい。力を入れてきた味の素のグローバルブランディング活動、パーパスブランディングを評価されたこともうれしく、今後も注目を集めるブランド活動を続けたい」と話した。

丸亀製麺代表取締役社長の山口寛氏は「2020年からのコロナ禍で大きな打撃を受け、このままでは会社がつぶれてしまうのでは、という危機感もあった。その中で様々な取組を進め、テイクアウトも開始し、丸亀製麺でしかできないことをやろうとしてきた。従業員も一丸となり、お客様に喜んでもらうことを考え、店舗体験をつくっていこうとしている。他社がやらないことをやり、面白い外食でたくさんの方に感動してもらうよう、ブランドを進化させていきたい」とコメントした。

Japan Branding Awardsは、2018年に始まった取組で、優れたブランディング活動を実行している組織を評価し、その活動内容を紹介、社会に広く共有することで、ブランド戦略を展開する企業・団体の成長を支援することを目的としている。審査委員長はインターブランドジャパン代表取締役社長兼CEOの並木将仁氏が務め、審査副委員長は事業構想大学院大学学長の田中里沙氏、一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻教授の阿久津聡氏、HAKUHODO DESIGN代表取締役社長の永井一史氏が務めた。

区分 会社/団体名 受賞ブランド
Best of the Best 味の素株式会社 Ajinomoto
株式会社丸亀製麺 Marugame Seimen
 Rising Stars 株式会社マネーフォワード Money Forward
SANU Inc SANU
Winners アビームコンサルティング株式会社 Abeam  Consulting
株式会社I - ne BOTANIST
富士通株式会社 Fujitsu Uvance
株式会社ガンバ大阪 GAMBA OSAKA
花王株式会社 KATE
ユニ・チャーム株式会社 Sofy ♯NoBagForMe

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