2027国際園芸博覧会 関係閣僚会議が発足、公式ロゴも決定

2023年4月28日、内閣総理大臣を含む関係大臣で構成する2027年国際園芸博覧会関係閣僚会議が発足した。第1回の会議において、公式ロゴマークが発表された。公式ロゴマークは博覧会協会が公募したもので、1204の応募作品の中から選定した最優秀賞作品を基に作成した。

関係閣僚会議では、会場整備や会場への円滑なアクセスの確保、適切なセキュリティの確保、各国・国際機関に対する参加招請活動の展開に全国的な機運醸成・資金調達の取組(企業・個人からのふるさと納税による寄附や、寄附金付記念切手の発行など)、それに大阪・関西万博との連携などの事項について検討を進める予定だ。

2027年に横浜市で開催される国際園芸博覧会は、SDGs目標年の3年前に開催される博覧会となる。そこでSDGsを支える土台となる自然環境と密接不可分な水・衛生、気候変動、海洋資源、陸上資源などの分野に関係した取組を推進するとともに、2030年以降を見据えた多様な主体の新たな取組を共有する、という方向性が打ち出されている。2023年1月には、博覧会協会による基本計画が公表された。

2027ロゴ