日本郵便 全直営郵便局2万局でキャッシュレス決済導入

日本郵便は2023年6月6日、2023年9月末までに、全国の直営郵便局約2万局にキャッシュレス決済を導入すると発表した。三井住友カードのオールインワン決済端末「stera terminal」を採用、あらゆる決済ニーズに対応して支払時の取り扱いスピードの向上を図る。 

経済産業省によると、日本における2022年のキャッシュレス決済比率は10年前と比べて倍以上の36%に上昇している。一方、日本郵便では、キャッシュレス決済を導入している直営郵便局は都市部を中心に8600局に留まっており、現金のみの取り扱い対応となっている窓口が数多く残っていた。

これを受けて日本郵便は、直営郵便局約2万局の窓口へ、キャッシュレス決済端末2.6万台を導入する。「stera terminal」はクレジットカード・電子マネー・コード決済など多様な決済手段に対応する。日本郵便は「より便利で魅力ある郵便局を目指すとともに、日本におけるキャッシュレス社会の実現に貢献していく」とコメントしている。

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郵便窓口におけるキャッシュレス決済のイメージ