リコー 社内の外起業家との共創空間「TRIBUSスタジオ」を開設

リコーは2023年5月15日、社内の外起業家との共創空間「TRIBUS(トライバス)スタジオ」を6月1日に開設すると発表した。4月には社長直轄組織として「未来デザインセンター」を新設しており、同センターのもとスタジオを活用しながら社内外起業家のチャレンジ支援と共創に取り組む。

TRIBUS スタジオは社内外の起業家の成長を支援して事業創造を目指す統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS」の共創空間であり、2015 年にオープンした商業施設「RICOH Future House」(神奈川県海老名市)の1階に開設する。TRIBUSで活動するすべての社内起業家やスタートアップ企業が自由に使用できる。打ち合わせ、イベント、配信、撮影など用途に応じてレイアウト可変なスペースのほか、TRIBUSから創出されたサービスを展示するショーケーススペースも設けている。 

リコーは、社内外の起業家支援と事業共創により、既存事業にとらわれない非連続で多様な事業の立ち上げに取り組んでいる。2019年度にスタートしたTRIBUSでは、これまで10チームが採択され、インクジェット技術を活用したアートプロジェクト「StareReap」や、VRソリューション「RICOH Virtual Workplace」、3Dプリンターを活用したピコ水力発電のレンタルサービス「LIFE PARTS」などの事業創造にチャレンジしてきた。

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TRIBUSスタジオの内観