博報堂とスクラムスタジオ AgeTechによるグローバル事業共創プログラムを開始

博報堂とスクラムスタジオは2023年10月25日、パートナーとなる国内企業とともにAgeTech(エイジテック)にフォーカスした、世界中のスタートアップと連携・事業共創を行うグローバル事業共創プログラム「AgeTechX(エイジテックエックス)」を2023年11月から開始すると発表した。

「AgeTechX」は、生活者発想でシニアビジネスを創造していく「博報堂シニアビジネスフォース」と、シリコンバレーと日本を拠点にしているベンチャーキャピタルであるスクラムベンチャーズの関連会社、スクラムスタジオが立ち上げた事業共創プログラム。パートナー企業と国内外のスタートアップが協業し、「健康・長寿・人生100年時代」をテーマとしたエイジングの課題をテクノロジーで解決することで、産業や技術の視点だけではなく、生活者視点で価値の高いサービスやアプリケーションを共創する。具体的には「健康的なエイジング、健康寿命」と「充実したシニアライフ」の2つを主要テーマとし、各領域の専門家メンターや先進自治体の参加も得ながら、事業開発を進めていく。 

AgeTechは、エイジングに伴う様々な課題を改善・解決し、生活をより豊かにするソリューションや提案を導くテクノロジー。ライフサイエンスやバイオテック領域の研究の進化、デジタルテクノロジーの活用などで、海外では様々なスタートアップや投資ファンド、IT業界を中心とする大企業がこの領域に参入している。高齢化が進む日本でも今後市場が拡大する可能性は高く、製薬・ヘルスケア、保険、食品、電機、住宅などの幅広い分野で、健康・長寿を切り口にした新たなサービスやプロダクトを創出できる可能性を秘めている。

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