株式投資型クラファンのFUNDINNO 東証グロースに上場
FUNDINNO(東京都港区)は2025年12月5日、東京証券取引所グロース市場に新規上場した。新興企業の資金調達手段の多様化を目指すスタートアップの上場として注目される。
FUNDINNOは2015年の創業以来、「フェアに挑戦できる、未来を創る。」をビジョンに掲げ、未上場株式市場が抱えるリスクマネーの供給不足や、起業家と投資家間の情報非対称性といった課題の解決に取り組んできた。個人投資家が未上場のスタートアップに投資するハードルを、小額から資金を投入できる株式投資型クラウドファンディングの形で乗り越え、リスクマネーの循環サイクル創出を推進している。
同社は第一種金融商品取引業者として関東財務局長の登録を受けており、資本金および資本準備金の合計額は99億8847万円(2025年10月31日現在)。2025年10月期の業績予想は営業収益25億1400万円、営業利益は1億7300万円、2026年10月期の予想は同38億9200万円、11億3200万円となっている。