食品物流の枠を超える挑戦 BLP小谷社長が描く持続可能な成長戦略

(※本記事は「食品新聞」に2025年8月25日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

小谷光司社長
小谷光司社長

三菱食品100周年の節目の年に、新たな一歩を踏み出したベスト・ロジスティクス・パートナーズ(BLP)。三菱食品の物流事業を分社化したBLPの小谷光司社長は「食品卸売業の物流部門から総合物流会社へと飛躍を実現し、持続可能な物流の確保と事業成長の両立を目指す」と意気込む。BLP設立の狙いと今後の目指す姿について語った。

ベスト・ロジスティクス・パートナーズ(BLP)の社名には、「お客様のパートナーとしてベストなロジスティクスを構築する」「全国400社の物流パートナーと最高の物流を作り上げる」という思いが込められている。

物流業界は2024年問題による需給バランス変化と効率化への対応、慢性的なドライバー不足とコスト上昇など「大変厳しい状況にあるが、環境変化をピンチではなくチャンスと捉え、BLPは物流の持続可能性確保と事業成長の両面で挑戦する」と決意を示す。

三菱食品が物流事業を分社化した狙いは、物流の持続可能性の確保にある。食品以外も取り込むことで効率化を促進し、限られた物流リソースの最大活用とその効果を食品にも還元できる。

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