ゼロワンブースター サントリーの社内ベンチャー制度が輩出した起業家を支援

アクセラレーターや社内起業家育成プログラムを運営するゼロワンブースター(東京都千代田区)は、サントリーホールディングスと連携し、2021年より同社の社内ベンチャー制度「FRONTIER DOJO(フロンティア道場)」の運営をサポートしている。ゼロワンブースターは2023年4月14日、同制度のプログラム期間を終えて事業化のチャンスを獲得した2名を出向者として受け入れたと発表した。今後は起業家コミュニティと近接した環境で、事業創造のプロフェッショナルとともに本格的な実証実験や商品開発を進めていく。

「FRONTIER DOJO」は、イノベーションを生み、未来のサントリーをつくるために2021年から始まった社内ベンチャー制度。新規事業アイデアを募り、書類審査・面接を経て選抜されたチームが「道場」プログラムを通して切磋琢磨しながら事業アイデアをブラッシュアップしていく。白帯(エントリー)、茶帯、黒帯という三段階の起業家育成プログラムを経て見事プレゼンを通過すれば免許皆伝となり、起案者自らが提案したビジネスプランの実現に向けて道が拓ける。 

今回ゼロワンブースターに出向した2名は、同社が運営するインキュベーション施設「有楽町『SAAI』Wonder Working Community」で、スタートアップや起業家のコミュニティと接し、事業創造のプロフェッショナルたちとともに本格的な実証実験や商品開発に取り組むことになる。ゼロワンブースターは、これまで事業創造パートナーとして培ったノウハウやアセットを生かし、社内起業家2名を全力でサポートしていきたいとしている。

ニュース3小宮0417