みずほFG コーポレートベンチャーキャピタルを設立
みずほフィナンシャルグループは2023年4月3日、ループ各社における事業・技術開発促進等を目的とするコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)、みずほイノベーション・フロンティアを設立したと発表した。金融のみならず非金融分野を含む幅広い領域に投資する。
CVCの設立は、みずほグループにおける新規事業・技術開発、事業領域拡大、イノベーションの加速が目的。純粋な金融リターンの追求に留まらない投資判断を行い、新たな価値創出を目指す。グループ全体への戦略的な貢献を重視することで、事業採算だけでは採り上げのハードルが高かった、有望な事業・技術への先行投資を行う。また、社内の事業創出プログラム等で生まれる社員発案アイデアをCVCによる投資を通じて具体化することも後押しする。
取締役にはシリコンバレーおよび東京に拠点を置くベンチャーキャピタルWiLの創業者である伊佐山元氏を招聘、知見やネットワークを活かすことで投資活動の最適化を目指す。みずほイノベーション・フロンティアの社長に就任する池田淳一氏は現在40歳で、みずほグループにおける歴代最年少の社長になるという。
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