東武鉄道とあすいく 未就学児向け職業体験サービス開始
東武鉄道株式会社は、東武グループの施設を活用した保育士帯同型の未就学児向け職業体験サービスを開始する。2025年10月10日、一時保育マッチングサービスを運営する株式会社あすいくとの業務提携契約締結を発表した。第1回プログラムは11月8日に北千住駅で実施される。
未就学児の一時預かりと職業見学を組み合わせた新しい保育形態で、東武鉄道の駅での案内業務、東京スカイツリーでのスタッフ業務、東武動物公園でのホワイトタイガーの飼育、東武博物館での非公開車両への乗車、東武バスの運転士など、東武グループ各社が連携して多様な体験プログラムを展開する。対象は4歳から6歳の未就学児で、保育士が帯同する。
東武グループは、「挑戦と協創で進化させる社会と沿線」を長期経営ビジョンに掲げ、子育て世代のウェルビーイングの実現を、様々な企業と協創して推進している。共働き世帯の増加や地域のつながりの希薄化により、保護者の孤立や負担が深刻化している状況を踏まえ、「子どものワクワク感」と「育児の合間のリフレッシュ時間」を同時に実現することを目指したプログラムを展開していく。
株式会社あすいくとの業務提携は、東武グループが推進する「TOBU Open Innovation Program」の一環として締結された。東京都が実施する、鉄道会社によるスタートアップ支援プロジェクト「TRIP(Tokyo Railway Innovation Partnership)」の支援を受けて実現した。
東武鉄道の特設サイトより
国内初の環境配慮型・観光MaaSを実装 東武鉄道の観光戦略(月刊事業構想2022年3月号)
https://www.projectdesign.jp/articles/86997f75-097a-44a0-831c-7b258a094f11