FKK 防災向け蓄光LEDライトで近畿経済産業局長賞を受賞

令和3年度近畿地方発明表彰の近畿経済産業局長賞を、FKK(京都市)代表取締役社長の川田一力氏、同技術開発本部本部長の吉田和貴氏が受賞し、2021年11月18日に表彰式が執り行われた。表彰された発明は「蓄光機能搭載LEDフレキシブルライト(特許第6589079号)」。蓄光機能と照明が一体になったLED照明器具に関するもので、停電の際に本体が瞬時に発光(燐光)し、避難初期の視界確保・誘導補助に役立つ。

川田氏は事業構想大学院大学の修了生。蓄光機能搭載LEDライトでは、今回の受賞のほか、一般社団法人防災安全協会の「防災防疫大賞2021」特別賞や、公益財団法人京都産業21「令和3年度 京都中小企業技術大賞」京都中小優秀技術賞を受賞している。FKKは、照明・ディスプレイ業界向けのLED基板モジュール・電源・完成品器具を扱うLED事業部と、点火プラグ・フレームロッド・点火ヒーターなどを扱うPH事業部からなる1954年創業のメーカー。

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