H2&DX社会研究所 G7サミット史上初の水素調理を提供 

水素の利活用コンサルティングおよび、水素コンロの製造・販売を行うH2&DX社会研究所(東京都千代田区)は2023年5月19日、広島県で開催中のG7サミットの国際メディアセンター内にて、二酸化炭素排出を削減する「水素コンロ」で広島県の牡蠣・豚肉・牛肉を使った水素調理の提供を行うと発表とした。提供期間は2023年5月19日〜21日。 

2022年9月に販売を開始した同社の事業用「水素コンロ」は、世界初の水素ガスを直接燃焼させて調理するコンロ。燃焼時に二酸化炭素を発生させないだけでなく、食材そのものの香りを楽しめ、外はカリカリ、中はジューシーな焼き上がりを実現する。今回、G7広島サミットの国際メディアセンター内のサンクンガーデンにて、実際に水素コンロで調理をした牡蠣や豚肉、牛肉といった広島産の食材を各国の報道関係者、政府関係者に試食してもらい、焼き上がりや食感、食材の旨みそのものを体験してもらう。

H2&DX社会研究所は、多摩大学ルール形成戦略研究所の水素利活用に関する研究会からスピンアウトしたベンチャー企業。水素燃料電池を活用して音質の優れたコンサートや水素燃焼による食材が美味しくなる調理手法等、カーボンニュートラルに向けた新たなビジネスモデルを構築。水素を五感に伝えるサービスを提供し、水素社会への理解促進に努めている。

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