ポケットマルシェ運営の雨風太陽 花巻市に自社初の関係人口創出拠点を開業
国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する雨風太陽(岩手県花巻市)は、2026年2月25日に自社初となる関係人口創出拠点「HANAMAKI BASE」を開業し、併せて本社を同施設内へ移転することを発表した。
「HANAMAKI BASE」の作業スペース
「HANAMAKI BASE」は、花巻市街地の中心部に位置し、1名からファミリーまでが「1週間程度の滞在を快適に過ごせる」ことを重視した複合施設。単なる観光ではなく、生活者として地域に溶け込めることを重視し、自炊可能なキッチンやダイニング、ランドリー、広めのバスルームを完備し、最大6名まで宿泊可能。月額15,000円からの入居が可能なコワーキングスペースを併設し、地元のまちづくり企業等も入居を予定している。宿泊料金は一般料金のほかに、花巻市外に居住、かつ花巻市で年間3回以上・計10泊以上し、花巻と何らかの関係を持っている人を対象にした「関係人口割引」がある(2泊以上で料金50%OFF)。
雨風太陽は2013年のNPO創業以来、「関係人口」という概念を提唱し、都市と地方の分断を解消するために活動してきた。これまで全国各地で自治体と連携し、数多くの関係人口創出事業に携わってきた知見から、地域に深く根を下ろすためには「6泊7日以上の滞在」「落ち着いて仕事ができる環境」「地元の人々との交流」という3つの要素が不可欠であることを導き出した。
これまで同社は特定の「現場」を持たずに活動してきたが、今回、創業の地である岩手県花巻市において、これら3つの要素(宿泊・仕事・交流)を複合的に組み合わせた施設を自ら整備した。自社の本店も同施設に移転させることで、主体的に地域と日常的に交わり、花巻市における関係人口創出のモデルケースを自ら体現・構築していくことを目指す。