渋谷に日本最大級の人型ロボット開発拠点誕生
GMOインターネットグループ株式会社は2026年4月7日、東京都渋谷区のグループ本社「セルリアンタワー」11階に、人型ロボット「ヒューマノイド」専用の大規模研究開発拠点「GMOヒューマノイド・ラボ 渋谷ショールーム」を開設した。本拠点は面積、導入メーカー数、機種数のすべてにおいて日本初かつ日本最大級(GMOインターネットグループ調べ。2026年4月6日時点)を誇り、フィジカルAI領域における社会実装の加速を目的としている。
フィジカルAIの社会実装を牽引する中核拠点
「フィジカルAIを、すべての人へ」というキャッチフレーズを掲げる本ラボは、延床面積382坪の広大な空間を有している。2026年4月7日の先行オープンではその約2分の1が公開され、同年10月には全面開業を迎える予定である。
GMOインターネットグループ公式プレスリリースより
運営はGMOインターネットグループに加え、2024年6月設立のGMO AI&ロボティクス商事株式会社(GMO AIR)、および2025年1月に創業し同年12月にグループ入りした先端ロボットソリューション開発のGMO Various Robotics株式会社の3社が共同で行う。ソフトウェア上の知能が現実世界で稼働する「フィジカルAI」を次なる巨大産業と定義し、世界水準のエンジニアや研究者が集う戦略的拠点として機能させていく。
専門性の融合とクリエイティブな空間設計
ラボ内には、世界最先端のヒューマノイドや各種ロボット、研究開発設備が集約された。入居する3社はそれぞれ異なる役割を担う。GMOインターネットグループは最先端論文の調査や実装を通じた新技術の探索と検証を担い、GMO AIRはロボット機体の選定・調達、ユースケース開発、導入支援を手がける。GMO Various Roboticsは高度なロボット制御技術を用いたソリューション開発と実証実験を担当する。
空間デザインは、GLAMOROUS co.,ltd.代表の森田恭通氏が担当した。機能性と美しさを両立させた設計により、トップエンジニアたちが創造性を最大限に発揮できる環境が整えられている。
ヒューマノイド元年の幕開けと今後の展望
GMOインターネットグループは2026年を「ヒューマノイド元年」と位置づけ、研究開発投資と人財採用をさらに強化する方針である。米国や中国との開発競争が激化するなか、日本発の技術によって産業構造の変革をリードすることを目指す。
今後は、国内外のパートナー企業との連携を深め、ヒューマノイドが社会や産業の現場で実用的な価値を発揮する未来を切り拓いていく。インターネット革命の「後半戦」を見据えた、次世代の産業基盤づくりが本格的に始動した。