東京都が「SusHi Tech Global」第3弾発表 スタートアップ10社選定
東京都は2026年4月7日、スタートアップ支援事業「SusHi Tech Global」の第3弾として、新たに10社を「SusHi Tech Global Startups」に選定したと発表した。これにより、同事業の支援対象企業は累計77社となる。
「SusHi Tech Global」の事業内容
同事業は、東京都が2025年11月に策定した「Global Innovation Strategy 2.0 STARTUP & SCALEUP」に基づき、グローバル市場での飛躍的成長を目指すスタートアップを集中的に支援するもの。選定企業には成長段階に応じたプログラムが提供され、グローバル展開のタイミングを迎えた企業には上限2億円の資金サポート付き成長加速プログラムが用意される。さらに、同プログラム修了後には上限10億円のグローバル×スケールアッププログラムも控えており、段階的な支援体制が整備されている。
今回選定された10社は、製造業AIや農業テック、医療機器、ARスポーツなど幅広い領域にわたる。選定企業の1つの製造AIのアルム(石川県金沢市)は、サプライチェーン構築のための完全自動化ソリューションを一気通貫で提供する。Oishii Farm(米ニュージャージー州)は、日本の農業・工業技術を活かした植物工場技術で、安全な農作物の通年安定供給を目指す。キャディ(東京都台東区)は、製造業のデータ・経験を資産化するAIデータプラットフォームを展開し、モノづくり産業の変革に挑む。インフラ点検ロボットを手がけるハイボット(東京都品川区)は、RaaSモデルでグローバル展開を進めている。また、meleap(東京都港区)はARスポーツ「HADO」を世界40カ国で展開しており、エンターテインメント分野からの参画となる。
東京都は今後も有望企業の追加を進め、グローバルに飛躍するスタートアップの輩出を目指す方針だ。