GMO AIスタートアップ向けGPUホスティングサービスを開始

GMOインターネットグループは2023年6月5日、AIスタートアップ向けのGPU(グラフィックボード)ホスティングサービス「ConoHa for AI」の無料トライアル版を2023年8月から提供開始すると発表した。2023年内の正式版サービス提供を目指す。

OpenAIが開発した「ChatGPT」の登場をきっかけにAI関連市場は急激に成長し、特に大規模言語モデル(LLM)や生成AI(ジェネレーティブAI)に注目が高まっている。AIの需要が高まるにつれ、高い計算能力を持つGPUの需要も増加している。

ホスティングサービスでは、超高速GPU「NVIDIA H100」「NVIDIA L4」を搭載。H100は生成AIや大規模言語モデル等、L4は画像生成AI等の推論AIワークロードにそれぞれ特化したGPUであり、AIスタートアップの開発支援を進めることで市場の活性化に取り組んでいく。

トライアルはAI 関連のアプリ開発を行うスタートアップや個人事業主を対象に実施。利用時のレポートを製品にフィードバックし、正式版サービスを開発する。GMOインターネットグループは、ホスティングサービスとハンズオン型CVC「GMO AI&Web3」との連携も含め、AIスタートアップが直面する様々な課題の解決と事業開発の支援に取り組む方針だ。

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