zeroplace 浦添市で助産師常駐の日帰り産後ケア施設を開始

zeroplace(沖縄県浦添市)は、助産師が常駐するラウンジ併設通所型産後ケア施設「zeroplace supported by NESCAFE」第1号施設を、ネスレ日本のサポートのもと沖縄県浦添市に新設し、10月14日より本格営業する。2021年10月13日に発表した。心身のケアが必要な産後の母親を中心に、子育て家庭をサポートする。

これまでの産後ケアは宿泊型、訪問型がメインで、気軽に利用できない、また利用方法や手続きなどが分からないなどの課題があった。今回営業を開始する「zeroplace supported by NESCAFE」は、利用者が日帰りで利用する施設。赤ちゃんを育てるママとパパが抱えている「少しでいいから自分の時間が欲しい」「退院後の育児に不安を感じる」といった悩みを解決するために生まれた。

ネスレは、利用者が気軽にコミュニケーションできる場のためのコーヒーメーカーの提供と、zeroplaceと共同での施設づくりを行った。zeroplaceでは、妊娠中や授乳中の女性でもカフェインを気にせずにコーヒーの淹れたての香りと味わいを楽しめるように「ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス」などの飲み物を提供する。

zeroplaceは2021年4月に島袋綾香氏と島袋創平氏が設立した企業で、綾香氏は助産師の資格を持つ。同社は浦添市から「産後ケア事業」を受託している。

zeroplace