日本シグマックスとイノフィス アシストスーツ開発で協業

サポーター型アシストスーツを開発する日本シグマックス(東京都新宿区)は2023年3月28日、外骨格型アシストスーツ開発のイノフィス(同)と協業すると発表した。2社でアシストスーツの製品開発をさらに加速し、市場全体の拡大と発展を目指す。

日本シグマックスは1973年の創業以来、整形外科医療分野に特化して関節用装具やギプス、リハビリ関連製品などを提供。医療分野での知見を活かしてサポーター型アシストスーツ「メディエイド アシストギア」を2021年に発売、作業負担軽減用途として物流・介護・製造業界などに提案している。 

東京理科大学発ベンチャーのイノフィスは、創業当初の2014年より装着型の作業支援ロボットを開発。電力を使用せず圧縮空気を使用して補助力を発揮する外骨格型アシストスーツ「マッスルスーツEvery」など、累計2万台以上のアシストスーツを出荷している。

今回、両社はアシストスーツに関する製造受託および共同開発で合意。外骨格型とサポーター型の特長と知見を活かし、2社の開発ノウハウを組み合わせた、新しいアシストスーツの開発を進める。協業第1弾として、サポーター型アシストスーツ「マッスルスーツSoft-Light」を2023年3月28日に発売した。

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日本シグマックス「メディエイド アシストギア」