日本酒、欧米やアジアを中心に再び成長軌道に 10年前の3.7倍
(※本記事は「食品新聞」に2025年2月25日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

宇都宮仁理事
日本酒の輸出が順調に拡大している。2024年は金額、数量とも2年ぶりに前年を上回った。23年こそ環境変化による反動減で足踏みしたが、金額は10年前比で約3.7倍、5年前比で約85%増と長期的なアップトレンドの最中にある。国・地域によってバラつきが見られるものの、欧米やアジアを中心に再び成長軌道に乗ってきた。
日本酒の輸出額は24年(1~12月)で434.7億円、6.4%増だった。数量は3.1万kl、5.8%増。日本酒造組合中央会の宇都宮仁理事は「日本酒のマーケットは約4000億円と推定されるが、輸出比率が1割を超えてきた。これは数量シェアの約7%を上回る。インバウンドを含め、海外に高級酒を販売していくトレンドができつつある」と話す。
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