お弁当出前アプリ「PECOFREE」 茨城県の公立高校でサービス開始

PECOFREE(福岡市)は、学校で食べるお弁当をスマートフォンで予約注文できるサービス「PECOFREE(ペコフリー)」を福岡県外では初めて、茨城県立竜ヶ崎第二高等学校で提供する。2021年10月11日からサービスを開始した。

「PECOFREE」は、学校で食べる弁当を生徒が気軽にスマートフォンで予約注文(モバイルオーダー)できるサービス。生徒が食べたいランチ(栄養士監修の献立を毎日3〜4種類の弁当から選択可能)を前日までにLINE上のLINEミニアプリで予約注文すると、当日、学校に設置された受取り・返却BOXに弁当が配送される。一食あたり450円で、代金は保護者がチャージしたポイントから支払われる。

竜ヶ崎第二高校の購買は2019年7月に不採算を理由に廃止され、生徒は校内で昼食を購入することができない状態が続いていた。このため、生徒からは昼食を購入できる環境の整備を要望する声が上がっていたという。今後、同校に提供される弁当は、地元の障害者就労支援施設「いいはたらくばトポス」が製造する。竜ケ崎第二高校では、今回の取組を通じて、生徒が自分事として社会課題の解決に取り組む姿勢の醸成や、地域社会と連携した教育活動の充実を図りたい考えだ。

PECOFREEは今後も学校の課題また生徒と保護者の悩みや負担軽減を解決することや、地域の福祉課題に貢献でき社会問題の解決に役立つことのできるサービスとして運営を行う考えだ。

竜ケ崎第二高校