ANA、セブン‐イレブン、ACSL 人口密集地のドローン配送実現へ日の出町で実証

ANAホールディングス(ANAHD)とセブン-イレブン・ジャパン、ACSLは、ドローンを用いてコンビニの商品を配送するサービス実証を実施する。2021年11月22日に発表した。「セブン‐イレブンネットコンビニ」で注文された商品を、セブン-イレブン日の出大久野店に設置したドローン離発着場から、日の出町内の病院や団地の公園に設置した配送先4地点にドローンで即時配送する。

有人地帯でのドローン目視外飛行(レベル4)に向けた法改正を見据え、人口集中地区を含む郊外地域でのサービス実証となる。東京都の「ドローンを活用した物流サービス等のビジネスモデル構築に関するプロジェクト」に採択されたものだ。

サービス実証では、配送の対象者より配送料を徴収するとともに、コンビニ店舗の駐車場を使った発着場からのドローン離発着、コンビニ店員によるドローンへの荷物搭載・バッテリー交換など、今後のサービスの本格運用を想定して実地に近い形で実施する。

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