ひらまつ 新事業モデル構築を目指し、HESTA大倉とライセンス契約
レストラン事業などを展開するひらまつ(東京都渋谷区)は2023年6月19日、HESTA大倉(東京都千代田区)と「カフェ・ミケランジェロ」をライセンスブランドとする初のライセンス契約を締結したと発表した。HESTA大倉は、2023年7月開業の大阪・難波「センタラグランドホテル大阪」内に、8月末に「カフェ・ミケランジェロ」のライセンスを活用したカフェ1号店「アルベルコ カフェ・ミケランジェロ」をオープンする。
「カフェ・ミケランジェロ」は、東京・代官山の昭和初期に建てられた洋館を改装した一軒家レストラン「リストランテASO」に併設されたオープンカフェ。オープンから26年を迎え、今では代官山のシンボル的な存在として親しまれ、平日でも行列ができるほどの人気を誇っている。
今回、ライセンスを活用したカフェとしてオープンする「アルベルコ カフェ・ミケランジェロ」では、ひらまつはロゴの共有や内装へのアドバイスをはじめ、料理レシピやサービス運営マニュアル、これまで培ってきたブランドコンセプトを注入し、HESTA大倉とともに、街の顔となる上質かつ親しみあるカフェの開業を目指す。ひらまつは、自社で出店するこれまでの事業モデルに加えて、積み上げてきた知見とブランドを活かした新たな事業モデルの可能性を追求していくとしている。