NEC、日本オラクル 基幹システムのクラウド移行加速へ協業を強化

日本電気(NEC)と日本オラクルは、クラウド領域での協業を強化することを2021年10月28日に発表した。企業や公共機関のデジタルトランスフォーメーション(DX)に不可欠である基幹システムのクラウドへの移行と最適化の実現を加速する。

DXへの鍵となる基幹システムのクラウド移行や、またそのデータを活用したデータドリブン経営へのニーズなどの需要が増している。このため、ITソリューション企業には、顧客を安全にクラウド移行させ、高度なセキュリティと可用性を担保した上で、管理・運用・利活用を促進することが求められている。

Oracle PartnerNetworkパートナーであるNECはこれまで、日本オラクルと30年以上にわたりオラクルの製品・サービスを提供してきた。また両社は、基幹システムで使用される「Oracle Database」を「Oracle Cloud」へ安全に移行するサービスを共同で開発している。

さらなる協業の強化により、「Oracle Cloud」におけるシステム構築・マネージドサービス・保守サポートの全ステージにおいて、さまざまなニーズに対応したサービスを共同で開発・提供し、企業や公共機関のデータドリブン経営を支援する考えだ。