Microsoft、AIのコストをユーザーに転嫁するためデータセンター計画を縮小し価格を引き上げ
※本記事は『THE CONVERSATION』に2025年3月2日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています。

マイクロソフトはこの1年間、自社の主要製品に生成AIを組み込んできたが、そのコストを回収するために価格の引き上げ、広告の導入、さらにはデータセンターのリース契約を打ち切る動きに出ている。グーグルも同様に、AI機能を自社のWorkspaceサービスに不可避な形で組み込み、価格を引き上げている。
生成AIへの投資は減速しているのか? 実際にはそう単純ではない。テクノロジー企業は依然としてこの新技術に全力を注いでいるが、収益化の方法に苦戦しているのが実情だ。
コストの転嫁
先週、マイクロソフトは計画していたデータセンターのリースを一部撤回した。この動きは、同社が主力ソフト「Microsoft 365」のサブスクリプション価格を最大45%引き上げ、一部製品に広告付きのバージョンを導入した後のことだ。
同社のCEOであるサティア・ナデラ氏は、AIがこれまでのところ大きな価値を生み出していないと示唆している。
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