関西・知の交創拠点 グランフロントに移転 大阪事業構想大学院

3月にグランフロント大阪へ移転
「大阪の玄関口」の一角へ 大阪校

大阪事業構想大学院は、本年3月中旬以降にグランフロント大阪北館へ移転することが決定している。

グランフロント大阪は、うめきた地区(梅田貨物駅を中心とする約24haの「大阪駅北地区」の新名称)の都市再開発の一環として始められ、2013年4月に開業した大型商業施設・テナントビルである。ビル内には宿泊業世界最大手の1つであるインターコンチネンタルホテルのほか、様々な人びとに開かれた知的創造活動の場であるナレッジキャピタルを擁する。関西圏外ひいては海外から訪れるビジネス客・観光客にとっての「玄関口」でもある。

関西圏の大学・各種研究機関や大手企業も続々と入居・移転を始めており、院生からは「実践知がダイナミックな交わる場で学べることが今から楽しみ」「JR大阪駅に直結しているので、遠方からの通学でもますます便利になりそう」と期待の声も高まっている。

なお、3月末までの大学院の授業およびセミナー・説明会等のイベントは、従来通り京阪堂島ビルにて開講・実施される。

グランフロント大阪北館の外観

授業で活発に議論を交わす大阪校の院生たち

 

院生の声

社員やその家族、会社を
取り巻く人々の幸せのために

牛島 宏(うしじま・ひろし)
アド・ベン・コーポレーション 代表取締役
福岡校1期生(2018年度入学)

10年後、自分が経営している会社の既存事業は無くなっているかもしれない。社員さんを雇用し続けられないかもしれない。そんな思いから、新しい事業を起こそうと考えた時に、新聞広告を見て本学の存在を知りました。

実際に入学してみて、「ゼロからイチを作る」という大学院のイメージは変わっていません。思った以上に多様な視点の講義を聴くことができ、また授業は一方的に聴くだけでなく、インタラクティブな形式で進められていくので、集中力が途切れることがありません。

先生方の意見もいただきながら、入学後取り組んできた一つの事業構想が実現フェーズに移りつつあります。来年の修了に向けては、また次の新しい事業構想に取り組んでみようと考えているところです。

修了後は、新しい事業を軌道に乗せることで、社員さんや取引先などより多くの人を幸せにしていくことを目指していきます。