2017年6月号
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ファッションの新事業

著名経営者らが結集 日本初のファッションテック専門校が誕生

市川 雄司(東京ファッションテクノロジーラボ代表)

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著名ファッションクリエイターや経営者が集結し、2017年4月に開校した『東京ファッションテクノロジーラボ』。ファッション業界の人材育成の課題や、ファッションテックの注目領域はどこにあるのか。

東京ファッションテクノロジーラボ 代表 市川 雄司

2017年4月、東京原宿に日本初のファッションテクノロジー専門校『東京ファッションテクノロジーラボ(TFL)』が開校した。ICTや最新のデジタルテクノロジーを活用できる人材を育て、国内ファッション産業を変革することを目的にした今までにないコンセプトのスクールだ。

理事長にはヨウジヤマモトやイッセイミヤケのヨーロッパ社長などを歴任し、今もパリで活躍する齋藤統氏が就任。他にも気鋭のデザイナーである江角泰俊氏や、エアークローゼットCEOの天沼聰氏など、錚々たるクリエイターや経営者が理事に就いている。

「理事には共通して、ファッション業界を変えなければという危機感があります」と話すのは、TFL運営会社の代表、市川雄司氏だ。

ファッション業界は今、大きな転換期にある。実店舗での販売が苦戦する一方で、ZOZOTOWNなどのECサービスが急成長し、購入方法にもテクノロジーが大きく関わるようになった。SNSやスマートフォンを活用したサービスや、拡張現実(AR)や人工知能(AI)などの先端技術を事業に取り入れる企業やブランドも登場している。

しかし、こうした変化に教育は追いついていない。アパレル大手や商社を経て、ファッション系専門校で17年間開発に携わってきた市川氏が、TFLを設立した理由はここにある。

「一般的なファション系専門学校は、デザインやパターンなど服作りの専門知識・技術や従来のファッション流通ビジネスを教える場で、教育方法も手書きなどアナログが中心です。時代が今求めているのは、クリエイティブとテクノロジーの両方からアプローチでき、今までにない流通サービスを考えられる人材。そんな人材を育てる場を作りたかったのです」

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