「発想を広げる」文房具の選び方

国内外の文房具メーカー向け商品プロデュースやプロモーションなどのコンサルティングを手掛ける土橋正氏。文房具を知り尽くした土橋氏が選ぶ、アイデアを生み出すための文房具とは?

土橋氏が愛用しているシャープペン『ラミー2000』の0.7mm。0.7mmの細さが生み出す微妙なニュアンスにもこだわる

「文房具とは、自分の脳の中身を見えるようにするためのもの」

土橋 正
ステーショナリー・ディレクター 文具コンサルタント

土橋氏は、愛情をこめてそう定義する。

「人が思考している時、頭脳ではいろんな考えが錯綜していますが、そのまま頭の中でグルグル回すだけではなく、目で見える形にして視覚を刺激することによって、より発想を膨らませることができます。その手段となるのが、ペンであり紙であると私は思っています」

最適なペンの細さは0.7mm

現代においては、パソコンが思考をアウトプットする道具として存在するが、「パソコンの場合、打ち出される文字が一定で、直感性に乏しい。たとえば、ペンや鉛筆であれば、これは良いアイデアだと思ったら濃く書いたり、丸を付けたりという具合に自在に表せるし、イメージが浮かべばイラストを描くことも可能です」。

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