国際標準の農業へ

成長分野として期待される、農作物の海外輸出。ただ、経営資源が限られた農家にとって、輸出は一筋縄ではいかない。国際的な視点に立ち、次世代型農業に取り組む先駆者に、その戦略を聞く。

国際安全規格の取得は、海外のスーパーマーケットに市場を広げる原動力になる

2012年に設立されたファーム・アライアンス・マネジメントは、世界水準の農業経営手法を武器に、国内外での成長を目指す農業ベンチャーだ。各地で活躍する若手農業者をメンバーに、フランチャイズ方式で農業生産販売のネットワークを形成している。

ファーム・アライアンス・マネジメント 松本武代表(第1回グローバルG.A.P.アワードの表彰式)

同社代表の松本武氏は、大手化学メーカーを経て1995年に父親が経営していた熊本の大規模農園「松本農園」に入社。ただ農業生産法人であるため農地法の制約があり、思い切った経営ができないことから、2012年に松本農園のノウハウやシステムをすべて取り入れ、新会社を設立した。

同社は各種のノウハウをパッケージ化し、フランチャイズで展開している。その中身は、(1)農産物の国際安全規格である「グローバルG.A.P.」のコンサルティングと標準導入、(2)生産情報管理システムの標準導入、(3)ブランド展開と営業活動(出口開拓)、(4)PL(生産物責任)保険の標準導入、というものだ。

安全規格は「国際免許」
市場広げるツールに

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