バイエル クロップ、XAG JAPAN 量産型農業用無人車を発売

バイエル クロップサイエンス(東京都千代田区)とXAG JAPAN(兵庫県小野市)は、XAG Co.,Ltd.社が開発・製造する世界初の量産型農業用無人車「R150」の販売を2021年6月15日より開始する。

「R150」は、RTKによる制御で、簡単かつ安全に、正確な運行と農業資材の散布を実現する。高性能モーターと四輪駆動により、平地はもちろん山間部の圃場や果樹園などの複雑な地形でも走行でき、最大積載重量は150kgとなっている。完全無人化の実現により、生産者の農薬散布の負担や作業者曝露を大幅に軽減するほか、荷台アタッチメントを取り付けることで、収穫物や農業資材、水など、散布用の農薬以外についても自動で運搬できる。

今回の販売は、2018年に締結したバイエル クロップサイエンスとXAG JAPANとの日本国内市場における共同事業開発契約に基づくもの。両社は共同事業開発を通じて、今後も日本の農業にソリューションを提供していく考えだ。

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